HOME 自己紹介 定例会 勉強会 お便り 記事 リンク

26 25〜19 18 17 16 15/14/13 12/11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 ←各年度の定例会報告へ

2026年 定例会報告

2026年 総会・第1回定例会

報告:KIs

イタリアで開催されている冬季オリンピックMilano Cortina 2026での選手たちの活躍に日本中が沸き立っていたこの2月、総会・第1回定例会が開催されました。定例会の演題は「イタリア滞在夢物語 ―世界の見え方が360度(?)回転するお話―」です。やれトリプルアクセルだの、トリプルコークフォーティーンフォーティだの、やたら回転に関わる用語が飛び交う中「世界の見え方が360度(?)回転するお話」とは? 興味津々です。


キーワード

Camerino

Toruń
さてさて、直前の夕食会でのワインで顔を真っ赤にした演者が登壇し、どうなることかと見守るなか講演が始まりました。 初めに5つのキーワードが提示されました。「カメリーノ(Camerino)」「トルン(Toruń)」「京都」「夢物語」「唯心論物理学」。若き研究者の中込青年は京都での学会に来ていたBernard Lavenda教授の観光ガイドをしたことがきっかけで、カメリーノ大学へ行くことになったのだそう(因みに税金は一切使ってないとのこと)。1986年伊丹を飛び立ちカメリーノに至るまでの旅のエピソードを愉快に話してくださいました。そして、滞在先のカメリーノで出会った人々について、その時々に耳にしたイタリア語、流れていた曲などとともに生き生きとご紹介くださいました。中込先生の軽妙な語り口に引き込まれ、ついつい時間を忘れてしまいます。会場からも「それでどうなったの?」などと自由に質問が飛び、お話がポーランド、トルンでの空手少女との失恋物語へと進んだところで残念ながら時間となってしまいました。最後に残ったキーワード「唯心論物理学」こそが「360度回転」の肝であったのでしょうが、そこまで至らず「夢の中」にいるうちに予定時間終了。今回は「回転不足」の判定がつき、ぜひ結末までお聞きしたいものだと、改めて機会を設けてほしいとの声が上がっています。

















最後に少しだけ話しておられたのは「360度回転しても全く同じ場所に戻るのではない」「そこにあるものは同じでも見方が変わる」ということのようです。詳しくは先生のご著書「万物の起源」(海鳴社、2023)「唯心論物理学の誕生」(海鳴社、1998)にあるようなので、皆さん、来るべき完結編に備えて予習しておきましょう!

今回もおいしいイタリア料理と楽しいお話、満腹になりました。


26 25〜19 18 17 16 15/14/13 12/11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 ←各年度の定例会報告へ
ご意見・お問合せ